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眼窩底が骨折する眼窩底骨折について

眼窩下方の骨が薄くなっている眼窩底が骨折する眼窩底骨折について

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眼窩底骨折

眼窩の下方にある骨の壁(眼窩底)はとくに薄い構造になっており、眼球に外側から強い圧がかかり薄くなっている眼窩の下方が骨折する状態を眼窩底骨折といいます。

眼窩底骨折

眼窩底骨折

眼窩

眼球の周辺の骨のことを眼窩と言い、前頭骨・上顎骨・頬骨・口蓋骨・蝶形骨・涙骨・篩骨という7つの骨でできています。

また下方にある骨の壁(眼窩底)はとくに薄い構造になっており、そのため眼球に外側から強い圧がかかると眼窩の中の圧力が高まり薄くなっている眼窩の下方が骨折する状態を眼窩底骨折といいます。

眼窩底骨折の多くはスポーツ時、ボクシング、レスリング、ケンカ、転倒、交通事故等で起こります。
 

眼窩底骨折の症状

眼窩底骨折の症状には、上方に眼を動かすことができない(眼球運動障害)、物が二重に見える(複視)、目が窪む(眼球陥没)等があります。

骨折は痛みがあり、多くの場合青色または紫色に見える腫脹(眼の周りのあざ)を引き起こします。また時には鼻血が見られ鼻をかむと血液の混じった鼻水が出ます。
このような症状で鼻をかむと逆に骨折部から眼の周囲組織に空気が入り、視力障害を起こします。

脳につながる神経(視神経)を圧迫した場合も視力障害を起こす可能性があります。

成瀬院長より

眼窩底骨折の検査は、X線検査、CT検査、必要に応じてMRIを行います。
また眼球運動障害がある場合、本当に眼筋麻痺があるか鑑別する牽引検査も行うことがあります。

眼窩底骨折の治療

保存治療

眼球運動の練習を行います。
眼球運動の練習方法は自分の目の前に何かを吊り下げて顔を動かさずに目だけを左右に動かす運動を行います。この治療で複視が消失すれば手術の必要はありません。

手術せずに回復が期待できる場合でも期間(1ヶ月~半年後程度)かかります。期間短くするために手術行うこともあります。

手術治療

保存治療を2週間程行っても症状が改善されない場合は手術になります。

眼窩の骨は薄いため、骨欠損が生じる可能性が高く、欠損により眼球の位置が安定しない場合、医療材料で骨欠損を再建します。再建材料として、骨移植、軟骨移植、チタン、吸収性プレート(人体の中で分解され吸収されてしまうプラスチック)などがあります。

また複視などの眼球運動障害の異常が認められた場合、早めの手術が必要になることがあります。

このサイトでご紹介している病気や症状、治療方法については、代表的なものをご紹介していますが、実際の症状や治療方法などについては個人差があります。
症状などについてお心当たりのある場合は、眼科にて診察を受けてください。

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