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ディスプレイを長時間見続けることなどで起こるVDT症候群について

ディスプレイを見ながらの作業を長時間続けることにより起こるVDT症候群について

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VDT症候群について

ディスプレイやキーボード等で構成されているものをVDTといい、その機器を使用したデータ入力作業や、液晶やブラウン管などの画面を見ながらの作業を長時間続けることで、目や体、心に支障をきたす病気のことをVDT症候群といいます。

VDT症候群

VDT症候群とは

VDTの例

パソコンなどのように、ディスプレイやキーボード等で構成されているものをVDT(Visual Display Terminals)といいます。VDT症候群とは、その機器を使用したデータ入力作業や、液晶やブラウン管などの画面を見ながらの作業を長時間続けることで、目や体、心に支障をきたす病気のことです。「テクノストレス眼症」とも呼ばれています。

原因

1.明るさ

作業をする際に照明が画面に映り込むと、明るさの調整やピント合わせといった目の機能に負担がかかり、目の疲れの原因になります。また、画面の文字を明るくしすぎた場合も、同じことが言えます。
必要のない過剰な光源は、眼への負担を増加させるのです。

2.姿勢

無理な姿勢や、同じ姿勢の持続が肩こりや腰痛などを引き起こします。椅子の高さによっても不自然な姿勢となり、肩こりや腰痛などが増加します。
また、書類やコンピュータ本体が机の上にあると、キーボードを置く場所を自由に動かすことができず、無理な姿勢の原因となる場合があります。

症状

VDT症候群の症状は、性別や年齢によって症状に違いがあり、個人の感じ方なども影響される事が多く、判断が難しくもあります。症状が身体の病気や眼の負担にならないようにする為の予防と対策が必要です。

眼の症状
主な症状は、眼の疲れ・視力低下・霞み目・物がぼやけて見える、また、痛み・充血・まぶたの痙攣・乾燥感・涙の減少などになります。
眼外症状
体の症状としては、首や肩のこり・倦怠感・首から肩・腕の痛みなどの症状が起こります。慢性的になると、背中の痛みや手指のしびれ等、様々な症状に繋がります。
また、頭痛・疲労感・食欲不振・イライラ・抑うつ症状・不眠・無気力状態といった症状もみられるようになります。

予防・対策

1.休息

ストレッチで緊張をほぐす

同じ姿勢を長くとり続けたり、パソコン作業時にディスプレイの文字を長時間見続けたりしないようにする。
1時間ごとに10分~15分の作業休止時間を設ける等、適度な急速をとるようにして下さい。休憩中はリラックスし遠くの景色を眺めたり、眼を閉じたりするとより効果的です。

2.ストレッチ

時々適度に体を動かし、緊張をほぐすようにする。
また、短時間しか休めない場合は、キーボードやマウスから一度手を離し、身体の両脇に両腕を垂らして手を休めるようにして下さい。

理想的なVDT作業環境

  • 目の位置からディスプレイまでは40cm以上離す
  • 画面は水平より下に視線が来るように設置
  • 肘の角度が90°以上でキーボードまで自然に手が届くように
  • 椅子の座面は37~43cmで調整できるものを選ぶ
  • ひざの裏と座面に指が入る程度のゆとりをもつ
  • 机は高さを60~72cmで調整できるものを選び、調整できない場合は65~70cmの高さのものを選ぶ
  • 足の裏全体が床に接するようにし、つかない場合は足台を利用する
室内の明るさ
室内の明るさは、新聞の文字が無理なく読める程度を目安にするようにして下さい。周囲に極端に明るい場所もしくは暗い場所があると、知らない間に目が疲れてきます。特に窓際は明るくなることが多い為、ブラインドやカーテン等を利用し、明るさの調節が必要になります。
パソコン作業時に、天井照明・窓・光が反射しやすい家具等がモニター画面に映り込んだ状態では目に負担が大きくかかります。置く場所を工夫し、眼への負担を和らげるようにしていきましょう。
空調
空調が当たることで、乾燥感等が増していきます。目に直接風が当たらないよう、周辺環境の工夫をするよう心掛けましょう。暑さや寒さは人によって感じ方が違います。適度に調節し、健康を損なわないように注意して下さい。

参考
外部リンク厚生労働省 新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について
外部リンク富士通 パソコンの利用と健康 パソコンを使う時の姿勢

このサイトでご紹介している病気や症状、治療方法については、代表的なものをご紹介していますが、実際の症状や治療方法などについては個人差があります。
症状などについてお心当たりのある場合は、眼科にて診察を受けてください。

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